mc_rtc::Configuration
設定LinuxまたはmacOSでビルドする場合は、「ビルド」のセクションに進んでください。Windowsユーザーの場合は以下に示す追加の指示に従ってください。
python
とpip
の実行可能ファイルを環境変数PATH
で指定された場所に置いてください。BOOST_ROOT
に設定し、Boost DLLへのパスを環境変数PATH
に設定してください。例えば、C:\local\boost_1_72_0
にインストールした場合、C:\local\boost_1_72_0
をBOOST_ROOT
に設定し、%BOOST_ROOT%\lib64-msvc-14.2
をPATH
に設定してください。bin
フォルダーへのパスが環境変数PATH
に設定されていることを確認してください(例: C:\mingw-w64\x86_64-8.1.0-release-win32-seh-rt_v6-rev0\mingw64\bin
)。注: Visual Studio 2017で作業してコンパイルすることもできます。ただし、定期的なテストはVisual Studio 2019でのみ行っています。
git submodule update --init
utils
ディレクトリに移動し、build_and_install.sh
という名前のファイルを探します。build_and_install_user_config.sh
を作成します(デフォルトの設定ファイルbuild_and_install_default_config.sh
に含まれる変数よりも、カスタム設定ファイルに含まれる変数のほうが優先されます)。
cp build_and_install_user_config.sample.sh build_and_install_user_config.sh
build_and_install_user_config.sh
を編集し、目的に応じて次のオプションを選択します: INSTALL_PREFIX
、WITH_ROS_SUPPORT
、ROS_DISTRO
。Ubuntuの場合、ROSのサポートを有効にした場合にのみROSがインストールされます(事前にインストールされていません)。そうでない場合、ROSのサポート付きでmc_rtcをインストールする前に、ご自身でROSをインストールする必要があります。./build_and_install.sh
を実行します。このスクリプトによって、必要な依存パッケージがインストールされ、必要なソースコードがすべてコピーされ、ビルドとインストールが実行されます。処理が完了するまでしばらくかかります。
スクリプトの処理が失敗した場合は、mc_rtcの課題トラッカーを開いて以下の情報を提供してください。
スクリプトの処理が成功すれば、作業は完了です。次のセクションに進んでください。